NPO法人和の学校 暦だより 0001
***立春号***
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平成27年2月4日水曜日
旧暦 12月16日 (満月)
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皆様いかがお過ごしでしょうか。

様々なお声をいただき
今回より
和の学校の「暦だより」が新しくなりました。

和の学校の活動のお知らせ等とともに
過去に配信いたしましたに季節のお話に
少し手を加えて
二十四節気ごとにお送りいたします。

これからもなにとぞよろしくお願いいたします。

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立春 〜りっしゅん〜

二十四節気の最初の節気で、
暦の上ではこの日から春です。

この時期は一年で一番寒い季節なのですが
「立春」という言葉を聞くだけで
心が少しあたたかくなるようです。

陰暦ではこの頃が一年の始まり、正月の頃にあたります。

  立春の雪のふかさよ手毬唄   石橋秀野

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『 水仙 〜すいせん〜 』
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冷たい風の中、首をすくめて歩いていると
冬枯れの庭先などに
すっくと立つ水仙に出会うことがあります。

寒いこの季節に咲く花は少なく
灰色の風景の中で
そこだけ光があたったように見えるのです。


  水仙や白き障子にともうつり     松尾芭蕉


  日にうとき庭の垣根の霜柱
        水仙に添ひて炭俵敷く   正岡子規


地中海沿岸を原産地とし
シルクロードを通って中国を経由
海を渡り、この国にもたらされました。

今では各地で野生化し
なかでも越前海岸、淡路島、房総半島などが
群生地として知られています。

これが「日本水仙」で
世界中には他に二万種類もあるとか。

冬の厳しい寒さに耐え
凛と咲くその姿は気品に満ちて
いにしえよりこの国の人々に愛されてきました。

雪の中から咲き出すので
雪中花(せっちゅうか)の名前もあります。

  ・・・或る霜の朝水仙の作り花を
  格子門の外よりさし入れ置きし者の有けり、
  誰れの仕業と知るよし無けれど、
  美登利は何ゆゑとなく懷かしき思ひにて
  違ひ棚の一輪ざしに入れて淋しく清き姿をめでけるが、
  聞くともなしに傳へ聞く其明けの日は
  信如が何がしの學林(がくりん)に
  袖の色かへぬべき當日なりしとぞ。

             樋口一葉 『たけくらべ』

小さな花ですが香りが高く
また、葉もゆるやかに立ち伸びる姿が美しいため
一種だけで生けられることが多いようです。

  水仙の香やこぼれても雪の上    加賀の千代女
 

  水仙の束とくや花ふるへつつ    渡辺水巴


  真中の小さき黄色の盃に
      甘き香もれる水仙の花    木下利玄


  
外はまだ白いものがちらちらと降っていますが
この花は春が近いことを教えてくれます。
部屋の中に一輪、生けてみてはいかがですか?  

(この文章は平成17年2月3日に配信したものです)

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***和の学校からのお知らせ***

桂坂野鳥遊園「特別体験講座」
○しいたけ原木づくり 2月22日(日)
野鳥遊園のクヌギなどを使ってしいたけの原木をつくります。
10:00〜12:00 親子ペア700円
○ひな団子づくり 3月1日(日)
10:00〜14:00 親子ペア1,000円

会場:桂坂野鳥遊園 対象:幼稚園、小学生、中学生、保護者/各親子ペア30組
申込方法:電話090-7884-2001(申し込み多数の場合抽選)
申込締切 しいたけ原木づくり2月19日(木)・ひな団子づくり2月26日(木)
雨天決行

水尾自治会×NPO法人和の学校
http://www.plus-social.com/jigyo/renkei2014/07.html
(京都地域創造基金)

和の学校ホームページ
http://www.wanogakkou.com/

和の学校こころ塾 茶美会
https://www.facebook.com/sabie.kokorojuku

和の学校 こころ塾 IN 水尾
https://www.facebook.com/yuzuyuzumizuo.kokorojuku

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この暦だよりが必要でない方は、ご面倒ですが
以下にご連絡ください。

info@wanogakkou.com

その旨ご連絡いただいていたにも関わらず
このメールが届きました方には深くお詫び申し上げます。
ご面倒ですが再度ご連絡をいただきますようお願い申し上げます。

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それではまた、皆様のご健康をお祈りしつつ

次回、雨水号でお目にかかります。

ありがとうございました。

          

           「和の学校」事務局より