「日本文化そもそも」とは、
日本文化の根本を知り
「そもそもこういうことだったのか!」ということに気づき
暮らしに息づかせるために
今の世の中から忘れられていることを取り戻し
本当の意味で、心豊かに暮らすためのヒントを見つける講座です。



日本文化そもそも  平成24年12月2日


 『しめ縄づくりとお正月の話』

講師:
土藏利生氏
(曹洞宗慈照山 日輪寺住職)


講師: 山下修氏
(和の学校理事)

場所: よみうり伊丹文化センター




 
たがやす会では、自然に寄り添い自分の力で
食べ物を育むことをを体験しています。
作業の中で、先人の知恵と努力が詰まっていることに
気付かされることばかりです。
日頃は体を動かす活動だけで手一杯のたがやす会の皆さんと、
今回はお話と体験の講座に取り組みました。

よみうり文化センターのご協力をいただき、
曹洞宗慈照山日輪寺 ご住職 土藏利生氏に 
「和の言葉」について講演いただき、
和の学校理事 山下修氏に注連飾りの体験講座を
文化センター申込み者18名、
たがやす会19名の方々にご参加いただきました。



第1部 講演
土藏利生氏
―和の言葉―

 



土藏利生先生は、
寺子屋『禪創惠生塾(ぜんそうけいせいじゅく)』
を立ち上げ、
若者たちに向けて、
道元禅師の残された『典座教訓』を元に
「食」を中心に、「正しく食事を作る事」
「正しく食事をいただく事」から人が生きるうえで
必要な知恵の大切さを探る活動を
取り組まれてこられておられます。


お話の中では、「和のこころ」を身に付ける上で
大切な「ことば」の真意を伺いました。
これらの言葉の意味を
知識として得たとしても役に立ちません。
その意味に基づいて常に体を動かし
実践することによって和のこころが
身についてくるのだという事を学びました。

また、食事の時、唱えることば
「五観(ごかん)の喝(げ)」を教えていただき、
この五観の喝の持つ「いただきます」の
本当の意味をかみ締めながら、
日々合掌し声に出して「いただきます」と
唱えられるようになると良いですねと
ご法話いただきました。



「五観(ごかん)の喝(げ)」

(食事の時、唱えることば)

一には功の多少を計り、彼の来処を量る。
二には己が徳行の、全欠を忖って供に応ず。
三には心を防ぎ過を離るることは、貧等を宗とす。
四には正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり。
五には成道の為の故に、今此の食を受く。
一、この食物が自分の口に入るまでに
どれほど多くの人々が苦労しているか。
 二、自分はこの食事をするだけの価値がある行いをしているか。
 三、食事も修行である。
むさぼり、ぐち、いかりなどの心の迷いがないように。
 四、この食事は身体や心の飢渇を防ぐ良薬である。
 五、この食事は修行の成就のためにいただくのである。



第2部
注連縄について
お正月、注連縄について、
山下理事よりお話いただき、
今回は、大根ジメの注連飾りを作りました。

たがやす会の皆さんは、
田んぼで収穫した藁を使って
毎年注連飾りを作っていますので、
初めての方々へ寄り添ってご指導くださいました。

二人一組になり、注連縄を編み、
今回はたれと紙垂の作り方を教わるところで終わりました。
ユズリハ、ウラジロ、ダイダイなどの飾り方や、
それぞれの縁起の意味を伺いそれぞれ持ち帰りました。

 和の文化を次世代に伝える必要性を感じていますか
というアンケートに大半の方から、
「必要」という返事をいただきました。



当日のアンケートから
全体的
 理解できた3名 ・ 普通1名 ・ 難しかった2名
おはなし
 理解できた5名
注連縄づくり
 理解できた2名 ・ 普通1名 ・ 難しかった1名
次世代に
和の文化を伝えることを
必要と感じていますか?
 
  大いに必要2名 ・ 必要3名



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