「日本文化そもそも」とは、
日本文化の根本を知り
「そもそもこういうことだったのか!」ということに気づき
暮らしに息づかせるために
今の世の中から忘れられていることを取り戻し
本当の意味で、心豊かに暮らすためのヒントを見つける講座です。



日本文化そもそも  平成24年1月22日


『お正月とそのかたちの意味を探る
日本文化の基底を求めて』


講師:
芳井敬郎氏
(花園大学副学長 民俗学者)


講師: 山下修氏
(和の学校理事)

場所: 正行寺関西道場

 




今回は、「お正月」をテーマに
芳井敬郎先生に講演いただき、
山下修氏より注連縄づくりの体験講座を、
職人を囲む会
(代表 庭師 植熊 小河正行氏)と
共催いたしました。


59名の方にご参加いただきました。



第1部 講演
芳井敬郎氏
お正月とそのかたちの意味を探る
日本文化の基底を求めて

 


 芳井敬郎先生から、
江戸時代の終り、喜多川守貞が、
三都(江戸・京都・大坂)を
見聞して比較した
『守貞漫稿』「巻之二十六春時」絵図を
元にお話いただきました。

しめ縄を家の入り口に飾るのは、
古くからの信仰に基づくもので、
歳神様においでいただく聖なる場所を
示すためです。

しめなわは、
注連縄、七五三縄、標縄、占縄
といったの文字が使われます。

しめ縄を張ることで、
それまでの悪や不浄を祓い清め、
神聖な場所として再生する力を
持つとされています。

また、門松は、神様の宿る依代と考えられています。

お正月は、歳神様を迎え新たな年をお祝いすると共に、
ご先祖の供養をする日でもあり、
人々が一年のうちで最も大切に考えてきた行事です。

現在では、形式的なものとして捉えられがちですが、
家族と共に一年の安泰、五穀豊穣を願う気持ちを
受け継いでいきたいと思います。




第2部
体験講座
『 注連縄作り』




毎年年末になると、毎週のように、
注連縄作りの講師をされている
山下修氏より
ご指導いただきました。

また藁は、植熊さんのご縁で手配いただき、
下準備を済ませたものを使わせていただきました。

藁は、お米を生産する中で、
大量に出る副産物として、
暮らしの中に利用されてきましたが、
現在は稲刈りのあと、
機械で粉砕して田んぼに戻してしまうので、
中々手に入りません。

 縄を綯ったことのある方は少数で、
殆どの方が初めてということでしたが、
手を動かして作りだすと
夢中になって取り組んでおられました。

体験を終えて、
「来年のお正月には、自分で作った
注連縄を飾って新年を迎えたい。」と
感想をいただきました。







日本文化そもそも レポート
平成24年12月2日「しめ縄づくりとお正月のお話」 土藏利生氏
平成24年1月22日「お正月とそのかたちの意味を探る 日本文化の基底を求めて」 芳井敬郎氏

和文化サラダ レポート

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