「日本文化そもそも」とは、
日本文化の根本を知り
「そもそもこういうことだったのか!」ということに気づき
暮らしに息づかせるために
今の世の中から忘れられていることを取り戻し
本当の意味で、心豊かに暮らすためのヒントを見つける講座です。

※「サラダ隊」とは「こころ塾」の「和文化サラダ」開催時に結成された
ボランティアレポーターチームの名前です。
それぞれの感性で書かれたレポートをお楽しみください。

平成22年6月〜1月 講座内容と各先生のプロフィールはこちら。
読売新聞ホームページでも掲載されました。


日本文化そもそも  平成22年7月25日(日)


 祈りと文化その2
〜日本の神様はなんですか?〜


講師: 新木直人 氏

(下鴨神社宮司)


場所:下鴨神社参集殿
 
写真:吉田明彦

主催
和の学校

共催
平成21年度文部科学省
「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」
採択事業
「文化芸術都市京都の文化遺産の保存・
活性化を支える人材育成プログラムの開発・実施」
との連携事業。

代表校
京都工芸繊維大学

連携校
京都市立芸術大学、京都産業大学、京都ノートルダム女子大学

関係自治体
京都市






〔講師ご紹介〕

新木 直人(あらき なおと)

1937年、京都市内にて生まれる。
1958年、旧大阪外国語大学別科
(現大阪大学)修了。      
2002年、現職。
1989年、京都市伝統行事伝承者。
1990年、京都市伝統芸能功労者。 

役職 
葵祭行列協賛会理事。
京都創生百人委員会委員。  
ソフィア京都新聞文化会議委員。他

著述 
「神游の庭」(経済界)
「葵祭の始原の祭り‐御生神事‐御蔭祭を探る」
(ナカニシヤ出版)他

 






第1部 講演
新木直人氏
―日本の神様はなんですか?―
下鴨神社宮司。
葵祭行列協賛会理事。
京都創生百人委員会委員など
役職を 多数されています。
 



世界遺産にも指定されている下鴨神社で行われた第二回目。この日はちょうど「みたらし祭」も行われていて、
参加者は身をもって祈りを感じることができました。

新木さんは神道と仏教の違いについて
「仏教は経典があるが、神道はない。
日本では石ころにも神が宿り、拝んでお祭りする。
死後の世界より
神道は『今』をどう生きるかを大切にする。
特に賀茂の信仰は、
命の誕生することを言う『御生(みあれ)』が根源」
と話されました。

また賀茂神道は「火」と「水」で「火水(かみ)」と
読み「太陽と月(水)を命の誕生させる力を持つものとして信仰の対象にする。

それらは森(糺の森)や川や山や海にも宿る」と話されました。


第2部
ほっこりタイム
ほっこりタイムは下鴨神社のすぐそばにある
「加茂みたらし茶屋」の「みたらし団子」をいただきました。
このだんごは、下鴨神社の「御手洗池」の泡を表すとか、
またひとつだけ離れて串にささっているのは
人間の頭と四肢を表しているといわれています。


第3部
みたらし祭
(自由参加)

 

 

 






みたらし際のにぎわう様子。夜まで行われます。
夜になるとろうそくの明りで幻想的な雰囲気になります。






当日のアンケートから
『逆説の日本史』という本を読んでいて、
日本の宗教観というのを以前に考えたことがあったので、
今回の話は興味深かった。

神様がとても人間味があるのがとても特徴的だと思った。

以前に血(チ)、父(チチ)、乳(チチ)、という
“チ”の音をもつ言葉の関連を調べた事があり、
日本語の漢字は単なる当て字だと学んでいたので、
鴨(カモ)というのもあて字でカミと同じなのだと聞いて、
やはり日本語は音が大切なのだと思った。

生きている時の神道、死後の仏教、この違いは本日とても納得しました。
難しいお話でしたが、興味深いものでした。
自分の頭でもう一度考えてみたいと思う。
少し難しかったのではないかと思います。
日頃の日常の何気ない所作や言葉、
行事などと神(祈り)との関係性などを語っていただけると
わかりやすく興味がわいてくるのではないかと思います。
1泊2日や2泊3日でのクリニックツアーや
イベントのような本格的なものを
年に1回でよいので開催してほしい。



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