日本文化入門 オススメ本

このコーナーは、日本文化初心者の和の学校のスタッフが
日本の文化を学ぶときに役に立った本をご紹介します。
少しずつ増やしていく予定です。

※ここで本を買っていただくと、
少しだけNPO法人和の学校の活動資金になります。
  ご協力よろしくお願いいたします。



総 合
■ ニッポンの名前 和の暮らしモノ図鑑 (淡交社)
 
食べる、装う、住まう、祈るの4つのジャンルに分けて
日本にある、あらゆるものの名前を
美しい写真とわかりやすいイラストで解説されています。

それぞれの意味のいわれや歴史も書かれていて
「へー!これってこんな名前だったんだ」
「この名前にこんな意味があるの?」と驚いたり感心したり。

どのページを開いても楽しめるため、
何を調べていたのか、ときどき忘れてしまうのです。

■ 日本タテヨコ JAPAN AS IT IS - A BILINGUAL GUIDE (学研)
 
和英対訳で書かれた日本入門書。

いまや私達も外国人と同じくらい日本を知りません。
コンパクトにあらゆるジャンルについて書かれています。
外国人に日本のことを説明するのにも良い本です。

■ しばわんこの和のこころ シリーズ 川浦良枝・著 (白泉社)
         
ご存知、日本文化を紹介したかわいい絵本。

柴犬の「しばわんこ」と三毛猫の「みけにゃんこ」が和の世界を紹介してくれます。
かなり詳しい説明も、かわいいイラストと一緒なので無理なく読めます。

このシリーズでいろいろな本が出ているようです。


■ 歴史散歩便利帳  (山川出版社) ルーペ付き
ポケットタイプのこの本は、観光に行ったときなどにきっと役に立ちます。

小さいから文字も小さい。でも大丈夫。
なんとルーペまで付いているのです!
(年配者にはルーペがないとちょっとツライです。 )

年代表、西国三十三ヶ所霊場一覧・・・
皇室の系図、神社建築の図解と説明、寺院建築の図解と説明・・・
あらゆる仏像の図解などなど・・・

きっといつも持って歩きたくなる本です。

■ 忘れるには惜しい 日本人の暮らしが生んだ知恵事典 (講談社)

現代の暮らしの中で忘れられつつある言葉を取り上げ
その言葉の解説と時代背景などが書かれた事典。

「装う」「食べる」「住まう」「働く」「楽しむ」「遊ぶ・学ぶ」の
六つのジャンルに分けられています。

■ 知ってるようで知らない ものの呼びかた ことば探偵団・著 (幻冬社コミックス)

知っているようで知らない「名前」たち。
日本のあらゆるものには、
こんなに美しい名前がついていたのでした。
イラストも可愛らしくて楽しい一冊です。

歳時記 ・人生儀礼
■ 生活ごよみ 美しい日々、心くばり 千宗室・千登三子 監修 (講談社)
  
    正月・春・夏・秋・冬 の5冊
         
茶の心、を基本にして書かれていますが、
お茶を知らなくても十分楽しめて活用できる本。
「正月」「春」「夏」「秋」「冬」の全五冊。
日本の美しさ、智恵、そして心がギッシリ詰まった本です。 必読!

各地の祭や四季の風景、
おもてなしの室礼、 季節ごとの料理(レシピ付き!)などを、
本当に美しい写真とことばで、よくぞここまで!と思うほど詳しく書かれています。

残念ながら絶版になっていますが、古書店にはまだあるようです。

■ 日本を楽しむ暮らしの歳時記 美しい日本の美しい日本語集 別冊太陽 (平凡社)

   春・夏・秋・冬 の4冊
       
月毎の季節の言葉や行事、食べ物、植物、動物など・・・
大変わかりやすくまとめられています。
写真もとても美しい。必読です。

■ いとしい和の暮らし 日々を彩るにほんの行事 平野恵理子・著 (ヴィレッジブックス)
 
平野恵理子さんの本は
和の入門書としてはとてもオススメ。

この本は、日本の歳時記を
気軽に暮らしに取り入れる方法が満載です。

かわいいイラストと友達に語りかけるような文体が
「和って楽しいかも」「私にもこれならできるかも」
という気持ちにさせてくれます。

もちろん、歳時記のいわれなど
押さえるところはきちんと押さえてありますよ。

■ 今日から暦暮らし 毎日季節を感じたい 平野恵理子・著 (山海堂)

日本の暦と季節感を感じるならこちら。

二十四節気や旧暦のこと・・・
「季節のハガキ」と題された
毎月の季節感あふれることば。
そしてもちろん
平野恵理子さんのエッセイと美しいイラストも楽しめます。

読んでいたら、眺めていたら
日本っていいなぁーと
つくづく思う本です。


■ おうちで楽しむにほんの行事 広田千悦子・著 (技術評論社)
この本も、かわいいイラストとエッセイで
「日本っていいなぁ」と思わせてくれる本です。

特に行事にこだわらず、季節の楽しみについて書かれているので
「ああ、そうそう。こんなのが楽しいんだよなぁ」と
共感する部分が多いのです。

たとえば、1月の「墨の匂いと書初め」。
このタイトルだけでも、あの墨の香りを思い出します。

たとえば、10月の「木の実集め」。
木の実を使った楽しみ方がいろいろと載っています。

他にも季節の食べもののレシピも結構あって
うふふと楽しくなる本です。

■ 人生のお祝い みんなみんな、おめでとう 平野恵理子・著 (ヴィレッジブックス)
日本の「生れてから結婚まで」の
「おめでとう」の行事が満載。
悲しいことは書かれていません。

今はなかなかやらない人も多いですが
こうやって日本人は節目ごとにお祝いをしてきたのですね。

■ 和の行事えほん 〈1〉春と夏の巻  高野紀子・著 (あすなろ書房)

ひなまつりの由来は? お供えの意味って?

和の伝統行事と季節の楽しみを紹介。
由来と意味を知れば行事はますます楽しくなる!

■ 和の行事えほん 〈2〉秋と冬の巻  高野紀子・著 (あすなろ書房)

「お彼岸」ってなあに?「七五三」の意味は?
「お正月」の行事、あれこれ。

由来と意味を知れば、季節の行事はますます楽しくなる!
日本人なら知っておきたい「和」の伝統行事と、
季節の楽しみを、わかりやすく紹介します。

■ 和の行事えほん〈全2巻〉 
    〈1〉春と夏の巻 
〈2〉秋と冬の巻  高野紀子・著 (あすなろ書房)
2巻セット!!

由来と意味を知れば、季節の行事はますます楽しくなる!
日本人なら知っておきたい「和」の伝統行事と、
季節の楽しみを、わかりやすく紹介します。

■ 和の行事えほん 英語版  〈1〉春と夏の巻   高野紀子・著 (あすなろ書房)

ひなまつりの由来は? お供えの意味って?

和の伝統行事と季節の楽しみを紹介。
由来と意味を知れば行事はますます楽しくなる!

■ 和の行事えほん 英語版 〈2〉秋と冬の巻  高野紀子・著 (あすなろ書房)
          
「お彼岸」ってなあに?「七五三」の意味は?
「お正月」の行事、あれこれ。

由来と意味を知れば、季節の行事はますます楽しくなる!
日本人なら知っておきたい「和」の伝統行事と、
季節の楽しみを、わかりやすく紹介します。




工 芸
■ 日本の色辞典  吉岡幸雄・著 (紫紅社)
染織史家の吉岡幸雄さんによる
日本の色の解説書。

伝統色を植物染料で再現したこの本は必読です。

解説の文章も素晴らしく、何度も読み返したくなる本。

日本の色とは、そしてその名前とは、なんとこんなにも美しいのか!
いにしえの人々の智恵と努力、センスの素晴らしさ・・・

圧巻のひとことです。

■ 工芸の博物誌 手わざを支える人ともの 日本工芸会近畿支部編
工芸品の原料や素材のお話。

陶芸の「陶土」だったり
磁器や釉薬の原料になる「陶石」だったり
友禅染の下絵に使われる「青花」だったり
布や紙などの接着剤として使われる「布海苔」などなど ・・・
いわば、工芸品の名脇役達のお話なのです。

表舞台には立たないけれど
この脇役達がいなければ
伝統工芸は成り立たなかったのです。

これらを今も守る人たちの姿や
作られる工程も写真と共に紹介されています。

伝統工芸は、自然の恵みの中で
多くの人々の苦労と熱意のもとに成り立っているのだと
改めてわかる一冊です。

■ 産地別 すぐわかる染め・織りの見わけ方 丸山伸彦・監修 (東京美術)
日本の風土の中で育まれた着物文化。
私達の祖先は古来から工夫を凝らして
美しい布を生み出してきました。

気の遠くなるような手間をかけて作られた布は
地域ごとに美しい特色があります。

各地にこんなにも素晴らしい染織があるのかと驚かされる本。
後半には、糸、染め、織り、などの工程の解説もあります。

■ 日本伝統工芸鑑賞の手引 (日本工芸会)
 

「陶芸」「染織」「漆芸」「金工」
「木竹工」「人形」「その他の工芸」の7つの部門に分けて
丁寧に解説されています。
日本の工芸それぞれを
短い文章できちんと説明してくれているので
初心者にはありがたい本です。
モノクロなのが残念。(カラーの本もあるのかも?)

巻末には「工芸品の取り扱いと保存」についても記載。

スタッフは東京の美術館で購入しました。


茶華道
■ お茶をはじめてみよう ようこそ茶の湯の世界へ (淡交社)
 
とにかくお茶の「いろは」が詰まっています。
イラストもかわいいので、「読んでみようかな」という気持ちになります。
「お茶を習う」ってどんなことなのかがよくわかります。

■ 利休形―茶道具の真髄・利休のデザイン (世界文化社)

「利休形」は「りきゅうがた」と読みます。
お茶を知らない人にとっては、初めて聞く言葉ですよね。

とにかく日本の素材、手わざの素晴らしさ、デザインの美しさに驚きます。
無駄のない、機能的な道具類の美しさに圧倒されます。
本当に目からウロコとはこのこと。
現代でもなお、色あせない究極のデザインです。

お茶を志す人だけでなく
物作りをする人、デザインを志す人にも
ぜひ見てもらいたい一冊です。


■ 利休形 RIKYU・GATA―改訂普及版 茶道具の真髄 利休のデザイン(世界文化社)
 
こちらは上記の改定版。

稀代のクリエイターが生み出し400年受け継がれてきた日本の道具の原点がここに!
茶道具の基本・原形「利休形」の集大成225点。

『利休形』とは、侘茶を大成した茶聖、千利休がデザインした茶道具の総称。
木、竹、土、鉄、紙など、さまざまな素材を用い、茶室で客をもてなすために作られた利休形の茶道具は、茶道具のスタンダードであり、
また日本のプロダクトデザインの原点ともいわれています。
今、この”シンプル””機能美”などの言葉で語られる利休の魅力が”新鮮””モダン”と見直されています。
茶道を学ぶ人であれば流儀を、また年齢、茶道歴問わず、さらにアートやデザインに関心のある人たちにも役に立つ内容です。


芸 能
■ 劇場に行こう シリーズ  (淡交社)
  能にアクセス 狂言にアクセス 文楽にアクセス 歌舞伎にアクセス 落語にアクセス
         

それぞれの古典芸能の「いろは」から楽しみ方まで
美しい写真とともに解説されています。

初めて観るならどんな演目が良いのか?などもあり
初心者にとっては、とても嬉しいシリーズです。


暮らし
■ 普段に生かすにほんの台所道具 吉田揚子・取材と文/佐野 絵里子・絵  (技術評論社)
料理好きでなくても、楽しめる一冊。

それぞれの台所道具の紹介と
それで作る美味しいレシピ。
こちらもイラストと読みやすい文章で
どのページも楽しいのです。

「木製まな板」「包丁」「自然素材小道具」
「竹ざる・竹かご」「シュロのたわし」「すり鉢」
「おろし具」「ふきん・手ぬぐい」
「木製せいろ」「曲げわっぱの弁当箱」・・・まだまだ載っています。

ああ、なんて日本は知恵と工夫の宝庫なの!
そして、なんて おいしいものがたくさんあるの!
と感動する本でございます。

■ 農文協の手づくり加工絵本シリーズ つくってあそぼう(農文協)
         

         

         
子どもから大人まで楽しめるシリーズ。

今はお金を出したら手に入るものも
昔の人たちは、これを自分達でやっていたのですね。

あたりまえに身の回りにあるものを、改めて自分で作ってみると
気付いたり、見えてくることがあるのです。

歴史と知恵と文化を体感しようと思えるシリーズです。

■ ふろしきに親しむ 包む楽しさ、結ぶよろこび 森田知都子・著 (淡交社)

「風呂敷」とはなんて便利で楽しくて美しいものなのか、と
気付かせてくれる一冊。
瓶を包む、本を包む、すいかを包む・・・

これぞ日本の知恵。そして心。
ただ物を包んで運ぶだけではない
日本人の「包む心」を今一度体験しましょう。

一枚の布がこんなにもいろいろな形に変化するなんて。
やってみたらとても簡単です。

「ふろしき研究会」主宰の森田知千子さんの
風呂敷に対する愛があふれています。
知識としても学ぶことが満載の楽しい本です。

■ 着物のえほん  高野紀子・著 (あすなろ書房)

お祝いの席で着る着物、子どもが着物を着るとき、
浴衣で、着物入門、着物のTPO、美しく美こなすための所作、
着くずれてしまったら、春夏秋冬の装い、季節の柄、
おめでたい文様、染めものと織りもの、美しい日本の色、
着物の歴史、着物の着方、帯の結び方いろいろ、
着物のお手入れとたたみ方…etc.

知っておきたい着物豆知識も充実。
親子で楽しむ着物入門絵本。
『「和」の行事えほん』に続くシリーズ第2弾。

■ 和菓子の絵本-和菓子っておいしい!  平野恵理子・著 (あすなろ書房)

まんじゅう、だんご、せんべい、あんこ菓子…。

四季おりおりの季節感をとりいれて、
日本人がつくりだしてきた和菓子。

材料や道具、つくり方、歴史まで
紹介する楽しい絵本。



建 築
■ さがしてみよう 日本のかたちシリーズ (山と渓谷社)
           
この「日本のかたち」は
@寺 A城 B神社 C塔 D民家 E洋館 と
日本の建築について解説されている全6巻からなるシリーズ。

それぞれの建造物の持っている美しさと、その意味がよくわかります。

帯に書いてあるとおり
「知っていると知らないとでは大違い。今度の旅は、ぜひこの視点で!」と思いますよ。

■ 唐長の京からかみ文様 千田堅吉・著 (紫紅社文庫)

「京からかみ」とは襖に施される木版画。

京都に唯一残る「京唐紙」の「唐長」に
江戸時代から残る600種類以上の木版の中の
代表的なものが掲載されています。

日本の文様とは、なんて美しくて洗練されているのだろう!と
とにかく必ず感動します。
本当に美しい!

古い建物に行ったら
きっと 襖を見る目が変わります。



宗 教
■ 日本の神々と仏 信仰の起源と系譜をたどる宗教俗学 岩井宏實・監修 (青春出版社)
今の時代、「無宗教です」と言う人が多くなってきましたが
本当にそうでしょうか?

私達の日常の暮らしや年中行事の中には
神様や仏様がたーくさんいらっしゃるのです。

その起源と信仰について教えてくれる本。

私達の文化の源はやはり心の部分なのではないでしょうか。

■ すぐわかる日本の仏教 歴史・人物・仏教体験 大角修・著 (東京美術)

まず表紙を開いたら
「仏教が考えてきたこと−基本思想の一覧」があります。
これだけでも値打ちあり。

裏表紙の中は般若心経が書かれています。

歴史で仏教をたどり、祖師・高僧のおはなしがあり、
仏教体験のすすめまであります。

身近だけれど、あまり知らない仏教について
学ぶならこの一冊です。


文 学

■ これで古典がよくわかる 橋本治・著 (ちくま文庫)

古典の現代語訳で有名な著者が
古典文学の楽しみ、面白さ、について書いた本。

わかりやすく楽しくスラスラ読めるのが良いです。
ときどき、くすっと笑えるところもあったりします。

日本の文学がどのようにできてきたのか
「漢字」「カタカナ」「ひらがな」についての話や
どうすれば古典を楽しめるか、など
読みものとして楽しめる一冊です。

紀貫之や鴨長明、源実朝、兼好法師…も
身近な人に感じられるから不思議です。

■ 教科書でおぼえた名詩 ネスコ編 (文藝春秋)

子どもの頃、国語の教科書に載っている文章を読んで
じーんとした経験はありませんか?
今読んでみたら、また違う感動があります。

ああ、なんて日本語って美しいのかと
きっと目頭が熱くなります。

とにかく懐かしくて切なくなる一冊です。


天 文 学

■ 月の満ちかけ絵本 大枝史郎・文 佐藤みき・絵 (あすなろ書房)

月の満ちかけのしくみが一目でわかるユニークな知識絵本。

新月から三日月、そして満月を経て、ふたたび新月へとめぐる
29日と12時間44分のサイクルをたどりながら、
月と宇宙の神秘に迫ります。

地球と月の関係、そして潮の満ち引きと月の関係も、
わかりやすく図解!
なぜ、秋にお月見をするようになったのか? など、
子どもたちの素朴なギモンにもお答えします。

月の変化をわかりやすく表にした
「2012年〜2019年 月の満ちかけカレンダー」付。